2020/03/26 11:28
このインテーゼを始める前は、商品企画・webページなどを作成する会社員でした。
人並みの不満や悩みこそあれど、
商品のデザインなどは昔からやりたかった仕事で満足のいく生活を送っていました。
では、なぜその会社を辞めてインテーゼを始めたのか?
それは、子供のころからずっと住んでいるこの街で何か役に立ちたかったからです。
子供のころを思い返すと、週末に親と一緒に街へ出かけることが本当に楽しかったです。
お金もないのにおもちゃ屋さんに行っては、ファミコンソフトのパッケージだけ見てワクワクしていたことや
まんが本がずらりと並んで、まるで夢の世界だった本屋さんも
青春の思い出がつまったCDショップも、
今ではシャッターが下りたままとなり開くことはありません。
閉店する理由はさまざまでしょうが、思い出のお店がなくなってしまう時は心が痛みました。
街に活気がなくなって、思い出のお店ががどんどんなくなっていく。
切なくて、寂しくなりました。
でも、自分ではどうしようもありません。
何もできずに「仕方ないのかな」と諦めるだけでした。
自分の子をもち親になった今でも街ごと救うような力はありません。
ただ、それでも一石を投じるような力になりたいと思い始めたのが
「machi-t マチト」です。
長くアパレルに携わってきた私にできることは、限られています。
でも、希望を捨てずに何か自分でできることを探して始めています。
マチトは、この気持ちに共感してくれる方や、行き場のない想いの受け皿になりたい思っています。